最近10年前とは比べものにならないくらい寄付付きの商品が増えてきたのを実感します。しかし必要経費がかかってしまうため、全額寄付という訳にはいきません。もちろん商品でなく寄付をすれば良いのですが、それだと少し味気ない気がしますよね。
そんな中「ウォームハーツコーヒークラブ」で販売している、購入全額の100%が生産国への寄付になるフェアトレードコーヒーを知り、早速自腹で購入。
このフェアトレードコーヒーは、珍しいアフリカ・マラウイ産を使用したオーガニックコーヒーで、マラウイ産のコーヒーは生産量が少ないため、日本で目にすることは稀だそうです。その希少なマラウイ産のコーヒーを生豆の状態で日本に仕入れ、焙煎後すぐに発送してくれるので新鮮なコーヒーが楽しめます。そしてうれしいことに送料は無料。
コーヒーも紅茶もスッキリとした味わい
100%寄付になるというのならぜひ自分のティータイムに取り入れてみたいと、コーヒー(レギュラー)と紅茶を購入してみました。
コーヒーは標高の高い場所で栽培すると、品質の高いものが育つそうで、マラウイ産のコーヒーは、標高2千メートルの大自然で栽培されている高品質豆。フルーティーな香りとすっきりした味わいが特徴で、今回頼んだレギュラーでは苦味と爽やかなテーストで、ホットのストレートで楽しむのに適したお味でした。
電動ミルを持っているため、今回は豆のままのものを注文しましたが、ミルをお持ちでない方は、コーヒー器具に合わせた挽き方で粉にして送って下さるそうなので、ミルを持っていなくても安心して頼めます。
また、マグカップにセットしてお湯を注いで使うドリップフィルター付きのものもあるので、器具を持っていない人でも安心して楽しめます。
紅茶はアフリカで最も長い歴史を持つサテンワ茶園で栽培され、クセがない爽やかで飲みやすいお味でした。レモンやカボスなどの柑橘類を絞っても合いそう。手摘みで収穫し、丁寧に手で丸められた高級な茶葉の1つであるゾンバ・パールズ・ティーなども取り扱っています。
今回私が頼んだ他、コーヒーには「深煎り」「生豆」がそれぞれあります。紅茶には「アールグレイ」上で紹介したゾンバ・パールズ・ティーもあります。
複数企業の支援で100%寄付が可能に
それは給食支援活動に賛同した複数の企業が、コーヒー豆の仕入れ、焙煎、包装、配送を負担しているので、購入価格を100%寄付することができます。
コーヒーを楽しむだけで社会貢献ができる
おいしいコーヒーや紅茶を生み出すマラウイですが、世界最貧国のひとつと数えられています。そんなマラウイでの給食は1食およそ15円。例えば100g ¥1,000のコーヒーを1袋買うだけで、1,000円が給食支援活動に寄付され、65人の子どもたちが今日も給食を食べることができるそうです。
美味しいコーヒーで子供たちに給食を送れる
ウォームハーツコーヒークラブは購入された金額を全額マラウイで給食支援活動を行う「せいぼプロジェクト」に寄付。せいぼプロジェクトでは現在、マラウイの幼稚園と小学校に通う1万5000人の子どもたちへ継続的に給食を提供しています。
貧しい国では子供が学校へ行きたくても行けず、また満足にご飯を食べられないという状況にしばしば陥ります。お腹が空けば子供らしい笑顔も減っていきます。そんな子供に給食を送れて自分も楽しい「ウォームハーツコーヒークラブ」のコーヒーをぜひティータイムに取り入れてみてください。