【国連WFP】ハッシュタグをつけてインスタなどのSNSに投稿するだけで寄付できるキャンペーンを、10月1日から開始!

毎年10月16日は、FAO(国際連合食糧農業機関)が定める国際デーである『世界食料デー』です。これに合わせ、飢餓などへの理解を深めるキャンペーンが各所で行われます。

現在、世界中では9人に1人、実に8億2100万人が飢えに苦しんでいるそうですが、一方で生産された食べ物の3分の1である13億トンあまりが廃棄されています。全世界で生産される食料は毎年およそ40億トンでこれは全人口をまかなうのに十分な量ですが、必要な人に食料が行かず、その多くが捨てられてしまっていることになります。

食べ物を大事にすると言われる日本でも、環境省の推計によると、2017年度の年間食品廃棄物等は約2,842万トン。食品ロスは約646万トンとかなり多くの食品が捨てられていることがわかります。

この量は微減はしているものの、現在2~3割しかリサイクルされていないのが現状で、さらなる削減とリサイクルのための取り組みが国、地方自治体及び事業者等により行われています。

この飢餓と食料ロスという、切っても切れない関係を同時に考えていこうというのが、今回ご紹介する国連WFPで行うキャンペーン。個人でもできることを探そうとすると、なかなか難しいのが現状ですが、「大事なことだけど、なかなか考えられない。」「実際何をしたら良いの?」という人にも取り組みやすいものになっています。

国連WFPが行う世界食料デーキャンペーン 2018 「Zero Hunger Challenge~食品ロス×飢餓ゼロ」

余りがちな食材を使って作っお料理や、いつも捨ててしまう野菜の皮などを使った料理の写真を #ゼロハンガーレシピ #wfp の二つのハッシュタグをつけてInstagram、Twitter、Facebookにアップするだけで、1投稿につき100円が寄付協力企業(*)から国連WFP協会を通じて、途上国の食料支援に寄付されます!

(* 寄付協力企業(五十音順) アルフレッサ ホールディングス㈱、NOK㈱、キッコーマン㈱、日清食品ホールディングス㈱ )

また、多くの料理家がキャンペーンに参加、プロのレシピをSNSで見れるだけではなく、支援料理家の投稿に限り、フォロワーからの「いいね!」やシェア、リツイートも同額の寄付になります。

キャンペーンを支援する主な料理家(9月19日時点)※敬称略、50音順
枝元なほみ(料理研究家)、大原千鶴(同)、片岡護(リストランテ・アルポルト オーナーシェフ)、コウケンテツ(料理研究家)、Koto(家事代行サービス「タスカジ」スタッフ、「伝説の家政婦」)、高田大雅(Foodist Linkオーナーシェフ)、西邨マユミ(料理研究家)、山下春幸(HAL YAMASHITAオーナーシェフ)など。

100円だけ寄付されても役に立たないのでは?と思いがちですが、レートにより異なりますが、栄養たっぷりの給食を3日分。栄養不良の赤ちゃんに栄養強化ペーストを2人分、緊急に食べ物を必要としている人に栄養強化ビスケットを3食分届けるなど、意外にできることが多いのです。

また、キャンペーン期間中、協力店舗で食品廃棄に配慮した 「ゼロハンガーメニュー」 を食べても、売り上げの一部が国連WFPの食料支援へ寄付されるので、そちらを利用しても良いかもしれません。

簡単に参加でき、お料理の腕前をあげ、食品ロスを防ぎ、寄付もできるキャンペーン。ぜひ参加してみて下さい。

キャンペーン概要:
投稿期間:2018年10月1日(月)~10月31日(水)23:59まで
STEP1:捨てられがちな食品(野菜の皮や種の部分、賞味期限の迫った食品、古くなった乾物等)を料理し、写真や動画を撮る。
STEP2:ハッシュタグ「#ゼロハンガーレシピ」「#wfp」をつけてFacebookに投稿。
STEP3:1投稿につき100円が、寄付協力企業から国連WFP協会を通じて、途上国の食料支援に寄付されます。

国連 WFP とは:
国連 WFP は、国連機関である WFP 国連世界食糧計画と、それを支援する認定 NPO 法人である国連 WFP 協会という 2 つの団体の総称です。国連 WFP 協会は、広報・募金活動のほか企業・団体との連携を進め、日本における支援の輪を広げています。

国連WFP 世界食料デーキャンペーン 2018 公式ページ
https://www.jawfp.org/worldfoodday2018/

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